ハーバルセラピストの アーティチョーク

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私たちはアーティチョークを奈良県奈良市西部で生産しています。(生産歴は約20年、無農薬野菜生産は約30年)
皆さまに無農薬・有機肥料栽培した安全、安心、新鮮な本場のアーティチョークを食べていただくために一生懸命生産しております。

アーティチョークは「野菜」?

つぼみの時は大きなうろこの葉っぱのようなもので包まれた外観、一旦花が咲くと鮮やかな薄紫の大きなアザミのような風貌。原産は地中海沿岸一帯で生育適温は、20℃前後。真夏の高温が苦手。冬季は、氷点下10℃近くまで耐えられる。日本には、江戸末期か明治時代にオランダから渡来したそうです。(おそらく、植木鉢に植えられて入ってきたと思います。、、、想像ですが)

旬の時期は、6月ごろ。日本では馴染みの薄い食材ですが、最近注目されて、徐々に食べられるようになってきました。以前は、ボイルした瓶詰が中心でした。

食べ方は、一般的には、上部を切って丸ごと深鍋に灰汁対策のレモンの輪切りと塩少々を一緒に入れて40~50分茹でます。(ゆで上がりは、蕾の下の方を串などを刺して通ればOK、茹ですぎると柔らかすぎておいしくないですが、あくまでもお好みです)まわりのうろこの葉っぱのような部分を一枚づつむいてはがし、根元の肉厚な部分を前歯でしごいて食べます。(好みのドレッシングやディップソースなどにつけて)そして、花のおしべにあたる毛のような部分などを取り除きながらたどり着くハートと呼ばれるガクの付け根部分(総苞片の基部と花托(花床))をいただきます。(最後で最大の楽しみ)
また、生の蕾の周りのうろこ状のものと未発達の雄しべなどを取り除き、ハートだけを取り出して、パスタやサラダの具材にボイルしたり、フリットなどの油料理に使ったり。(イタリアで食べたBABYアーティチョークのオリーブオイルソテーはシンプルですが大変おいしかったです。)イタリアの八百屋さんではうず高く積み上げたり、ハートだけを取り出して変色しないように酢水につけて売られてました。ヨーロッパではポピュラーな野菜です。

アーティチョークの「食べごろ」は?

アーティチョークは、毎年5月終わりから6月ごろにかけて、蕾が膨らんで、食べごろになります。大人のこぶし大になって、つかんで全体がしっかりしてくれば食べ時です。

アーティチョークの「お味」は?

ちょっと癖のある独特な香りがあって、若いタケノコと小芋とそら豆(8:1:1)で混ぜて割ったような味でしょうか。
白ワインにもあうので、湯でて1枚づつめくって食べる様は、「ビールに枝豆」のような感じです。(食べだしたら止まらない)